すぴすらのろぐ

読んだもののメモとかポエムとか

ポエム

トランザクション間の隠れた制約の表現と解釈

前回のポストで、アプリケーションに対するゼロ知識モデルではトランザクション間に隠れた制約(hidden restrictions)があると考えざるを得ないと書きました。 本ポストでは、トランザクション間の隠れた制約(が限定的であること)をどのように表現してス…

トランザクションの単位とhidden restrictions

このポストは、papa本読書会第1回目で読んだ範囲における、トランザクションの単位とトランザクション間のhidden restrictionsについてのまとめです。 議論としては2回目の内容も含んでいます。話題としては2回目の内容を含んでいます。ポストの内容は個人的…

serializableとconsistent state

このポストはpapa本読書会第1回目で読んだ部分のうちのconsistent stateについてのメモです。p.8くらいまでの範囲です。 このポストではpapa本は以下の本のことです。 Theory of Database Concurrency Control作者:Papadimitriou, ChristosComputer Science …

トランザクションとXのきもち

(このポストはトランザクションとは関係ありません) トランザクションをTXと略すことがある。 これはtransactionを、同じ発音で読めるtranxtion(またはtranxaction)と書いたときの音節ごとの先頭文字をとってきたものである。 一方、トランザクションをX…

トランザクションの参照透過性&副作用およびHerbrand Semanticsについて

トランザクションの参照透過性と副作用 前回のポストでは、関数の参照透過性と副作用について書きました。 本ポストでは、(データベースにおける)トランザクションの参照透過性を以下のように定義する。 トランザクションのすべての作用が、トランザクショ…

 関数の参照透過性と副作用についてのメモ

概要 プログラミング言語やUDF機能を提供するシステムにおいて関数が持っていると嬉しい性質として以下の2つがある。 関数の返す値は、関数の引数に与えた値だけに依存して決まる(参照透過性がある)。 関数は、値を返す以外の作用(副作用)を行わない(副…

辞書式順序とユーザ定義型

トライ木(Trie)というデータ構造がある。トライ木についてはWikipedia (ja)、Wikipedia (en)を参照。

dbts2018 A13/C33(トランザクション関係) 聴講メモ

db tech showcase 2018 Tokyoの以下のセッションを聴講したメモです。 A13 今後のDBのトランザクション処理のあり方について徹底討議する ~"InvisibleWriteRule: トランザクションの書込み最適化" を中心に C33 MVCCにおけるw-w/w-r/r-wのあり方とcommit or…